2月25日。

お久しぶりです。
またブログ始めてみます。いつまで続くかわからないですが(汗)
ということで久しぶり一発目は千早の誕生日絵について書きます。
よろしければ。

このブログを始めたときも、千早の誕生日絵について書いていたような気がします。
ちなみに前回の記事です。
https://moimoiland480.blogspot.com/2019/02/blog-post.html#more
あのときは765プロの家族と千早の本当の家族を描くということをテーマにしてました。
今年もある意味そんな感じで…
この四枚を上げました。
前回より分かりやすく”家族”を描けてよかったなーって思います。
今回は普段の絵とは違う描き方にも挑戦しました。
主線が無いイラストっていうんでしょうか…。
前々からそういったイラストを見て、描いてみたいと気にはなってたんです。
でも…難しそうだな…描けるのかい?(自問)…って。
描き方の本を参考にしながら描いてみると案外楽しくて。試しに描いたイラストが
”迷子”
コレです↑
普段と違う絵の感じだし、フォロワーさんの反応はどうだろうかと不安だったんですが(汗)
たくさんの方に見て頂けたので(この絵のテイストでいこう)となりました。

やっぱり千早といえば”家族”っていうのは自分の中でテーマとして絶対あるもので。
いつもは765プロという新しい家族に出会えて良かったねって終わらせてしまうんですが、その度千早のほんとの家族を”なかったこと”にしてしまっている気がして。
ツイッターにも呟きましたが、千早の両親は元からひどい親だったわけじゃなくてあの事故がきっかけに崩れてしまったというだけで。元々はどこにでもいる家族だったんじゃないかなって思いがありました。
昔からニコニコなどで千早の両親の話や描写があると「ひどい両親だ」「最低な父親だ」
など否定的な意見が結構見られて当時はわたしも「弟が亡くなっても千早がいるのに離婚なんて」って思っていました。
でも歳を重ねると、価値観が変わるのか、(ほんとにそうだろうか…)と。
家族がひとりいなくなってしまっても美しく支え合っていける家族がどれだけいるのか。
しかも自分のこどもがいなくなって、もうひとりいるから亡くなったあの子の分の愛情をそそいで育てましょうって考え自体、押し付けな感じがしたんです。

だから今回のイラストは、千早の両親を描きたくて描いた絵でもあります。

喧嘩をしていない幸せな両親を描いた1枚目。
机にシール、椅子の落書きなどは子どものいる家庭にはよくある光景ですし、
そういった細かい小ネタも描くとちょっとした幸せも表現できるんじゃないかなって。

弟が亡くなった2枚目。
このカットで喧嘩をさせたり部屋を荒らした方が、不幸さは表現できるなと思ったんですがそれでは千早の不幸さばかり目立って両親だけが悪者に映ってしまいかねないので、俯いている両親にしました。辛いのは家族みんな同じですから。
あと机のシールや椅子の落書きは、剥がそうとした跡があったり消そうとして滲んでる描写にしたのも、その子がもう”いない”という表現が際立つかなと思って入れました。(ツイッターのリプライで気づいてくれた方がいらっしゃって嬉しかったです。)
そして控えめに窓の外に光る星を入れてます。この星については4枚目にまた話します。

そして765プロという新しい”家族”3枚目。
皆がハッピーバースデーを歌ってるという体で描きました。
やっぱり千早といえば歌ですから。
千早が座っている椅子には亜美真美が書いたであろう張り紙。2枚目の絵でここには弟くんが描いたであろう落書きがありました。
そういった同じ構図だから響く絵っていうのもいいなと思ってねらいました。
あと鏡に反射して千早の顔がちょっと映ってるのも気づいた方は、ちょっとほっこりするかなと(実際気づかれた方もリプしてくださって嬉しかったです)

最後4枚目。ライブ会場
千早の本当の家族、765プロという新しい家族。
この2つはよく書かれる家族のカタチです。
でも、ファンの人だって支えてくれる家族なんじゃないかと。
サイリウムって風景として捉えがちですが、あの光ひとつひとつが”人”なんだよなーっとしみじみ思ったことがあって。
ライブなんて千早が好きな人ももちろん来ますが、他のアイドルが好きな人ももちろんいるわけで。そんな人達が違う色のサイリウムをあげず、千早のことを思ってあげる青いサイリウムってすごく特別な青色なんだろうなって思ったんです。
それが一面に広がって、おなじステージには765プロがいて。
空には星が一つ光ってる。2枚目で描いた星です。
きっと見に来てくれたんでしょうってやつです。

4枚の絵は共通して千早を後ろ姿でしか描いていません。
その方が見ている人がどんな表情を浮かべているのか想像できるかなって思ったからです。涙をうかべてるのか、戸惑った顔をしてるのか、笑顔なのか。答えを描かないっていうのもなんかいいなって。

つらつら書いてきましたが、あたらしい描き方に挑戦できたことは自分の中でやってよかったと思えたし、見ていただいた方に少しでも「千早良かったね」っておもってもらえたら尚いいなと思います。

こうやって好きな子の誕生日を毎年お祝いできて幸せですし、他の方はどんな絵を描かれるのかなってワクワク楽しみな2月25日です。
色んな人の数だけ千早は居て、一人ひとり違くて。でも、大好きな気持ちは同じだなと誕生日のたび思います。

千早は幸せ者ですね。
また来年。

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